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２日目のテーマ別分科会。
僕は、図書館の分科会に出てはなしを聞きました。
「中・高生の皆さん、今こそ翻訳物を！〜文化的鎖国主義に陥らないために〜」というものでした。

ゲストは、金原瑞人さんでした。

金原さんは、１時間くらいいろいろなことを語ってくれました。
「海外にも目を向けようとは言うものの、内側に目を向けるのも悪くは無い。
　だけど海外の本を訳す自分としてはそれは寂しい」
という正直なことも語ってくれました。

主に、というかほとんど本じゃなくて映画の紹介でした。
「その名にちなんで」「迷子の警察音楽隊」などなど・・・・・・
海外のものには、やはり日本のものでは味わえない楽しさがあるそうです。

僕は、紹介されていた『君の涙　ドナウに流れ』を見たいなぁと思いました。

　　　１９５６年、ハンガリーの民衆が民主化と祖国の真の独立を求めて蜂起。
　　　しかし圧倒的なソ連軍によって数週間で鎮圧されてしまいました。

　　　その数週間後、オーストラリアのメルボルンでオリンピックが開催されました。
　　　そしてハンガリーの水球チームは、ソ連のチームと戦うことになりました。
　　　『メルボルンの流血戦』として刻まれる悲劇的なゲームです・・・
　　　映画は、その２つの出来事を絡めて、しっかり描いているそうです。

見てみたいなぁ・・・

金原さんが一番翻訳に苦労したのは、『満たされぬ道』と聞きました。
ベン・クオリという人の本で、精霊アビクと人間の世界を書いているそうです。
どんな物語なのか読んでみたいです。




　


２００７年１１月２７日最終更新


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