(2)自衛隊って何をしているの？
さてまず問題です。
現在、日本に軍隊というものは存在するでしょうか？
ある、というのが答えになる、と思います。
まず、アメリカ軍は明らかに日本に巨大な拠点を持っています。
それに、世界有数の軍事力を持つ、自衛隊という組織が日本には存在します。
では自衛隊とはいったい何でしょうか？
「必要最小限度の武装である」といわれたり・・・
自衛隊とはれっきとした軍隊である、といわれたり・・・
だからあれは憲法違反なんだ、といわれたりしていますが・・・
自衛隊とは何か、簡単にまとめると。
日本の安全・平和・独立を守るための組織、です。
主な仕事
・国土防衛
・災害派遣
・治安出動
・海外派遣
主な仕事はそんな感じです。
もちろんそのためにはいろんな設備や装備、それらの維持が必要です。
自衛隊には、
４兆７８１８億円もの予算が投じられています。
いったい何に使っているのでしょうか？
それを知るためにはまず、自衛隊という組織を知ることが先です。
・自衛隊は陸・海・空の３つの組織に分かれている。
・現在、２５７０７２人の人によって構成されている。
・防衛のため、武器を所持している。
・国土防衛の際には武器の使用が許される。
つまり、２５万人もの人が自衛隊で働いているわけです。
そして最新鋭の武器なんかは開発費だけで軽く１兆円を超えます。
だから自衛隊に、４兆７８１８億円ものお金がかかるわけです。
このあと、自衛隊は必要か、ちょっと話しました。
（修学旅行基地問題のコース長が「自衛隊いらない」を連呼するので・・・）
自衛隊を肯定する意見としては・・・
（ほとんどすがまが助け舟として出した意見だ、議論が一方的なので）
・攻め込まれたらどうするの？
・災害のときに自衛隊がいたら助かる。
・自衛隊は必要最小限度なんでしょ、いいじゃん。
・実際、戦争していないんだし、いいでしょう。
・２５万人もの雇用をどうするの？
自衛隊を否定する意見としては・・・
・９条とか憲法に違反している。
・自衛隊は明らかに戦力。
・軍隊がいるから戦争が起きる。
・年間、４兆７８１８億円もかけてる、あれを福祉に回せばいいじゃん。
・歴史的に、海軍は旧日本軍からそのまま引き継がれたものだけど、それっていいの？
・やっぱり、戦争に参加しているじゃん、おかしい。
と言うものでました。
まぁ現在進行中のことなので結論なんてでません。
では、あなたはどう考えますか？
と、いきなり読む人にふってしまいます・・・
結局、日本人である１人ひとりが考えるしかないもんなぁ。
憲法改正が議論されてる中で、「戦争」や「軍隊」をどうとらえるか？
とても大切なことなので、ぜひ考えて欲しいです。
授業の場だけではなくていろんな場所で。
２００８年３月１９日最終更新
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