自森人 ホームへ
＞
中三ページへ
＞
社会科編へ
(3)１個のペンダントから見えるもの
@
ＪＡＰＡＮ ＧＳＤＦ
ＪＩＲＯ ＴＡＮＡＫＡ
Ｇｏ４０５４７９１
ＢＬＯＯＤ ＴＹＰＥ Ａ
A
ＪＡＰＡＮ ＧＳＤＦ
ＪＩＲＯ ＴＡＮＡＫＡ
２３１００１２３
鉄でできている札ですが、これは、何でしょう？
軍事マニアの人ならすぐ分かるようなものです。
僕のクラスには、兄さんが自衛隊の学校に行ってた人がいたので分かりました。
これは自衛隊の人が、１人１つ持っているものです。
何に使うのでしょうか？
ＪＲのスイカみたいなのという意見もありましたが違います。
べつに入場のときに必要なもの、というわけではないみたいです。
けっこういい線をいっているのですが・・・
ヒントは、ステンレス製だということ。
そして鉄の紐がついていて首からかけられること。
それでは答え！
これは、死体の認識・識別のための票です。
ベトナム戦争のとき米軍の若者は「Ｄｏｇ ｔａｇ」と呼びました。
米軍にも同じような死体の識別票があるのです。
意味というのは・・・
@
（日本 陸軍自衛隊）
（じろう たなか）
（通し番号）
（血液型 Ａ）
A
（日本 陸軍自衛隊）
（じろう たなか）
（通し番号）
・・・という感じです。
血液型まで書いてある方が幹部用だそうです。
この死体識別票を見て、何か思いませんか？
小学生でも気付くような、ものすごく簡単なことです。
どうしてわざわざ訳さないといけないのか、というと英語だからです。
自衛隊は日本の軍隊（正確には違う？）なのに、死体の識別票は全て英語です。
なぜかというと。
@ 海外派遣を前提にしている（だから国際共通語＝英語）
A 米軍との共同作戦行動を考えている。
ということだからです。
よく日本を守るためには自衛力が必要だから自衛隊を軍隊と規定しよう、といいます。
けれども、現状を延長していけば、明らかに自衛隊はアメリカ軍の支援部隊になると僕は思います。
アメリカと手をとりあって「攻撃は最大の防御」とか言いつつ、海外に派兵することになります。
そんなふうにしてはいけないなぁ、と思います。
２００８年３月２６日最終更新
社会 中三へ