(9)続き いろんな検定不合格
「おおきなかぶ」と言う物語があります。
ほとんどの人が小さい頃に聞いたことがあるかも知れません。
その物語を小学一年生の教科書にのせようとしたところ、検定にひっかかりました。
なぜかというと、その理由とは・・・
@ みんなで力を合わせる
↓
A もともとロシア民話だ、もしかして社会主義？
↓
B このおはなしは、社会主義キャンペーンじゃないの？
ほとんどこじつけに近い論理です。
しかし、実際にあったこととして、かなり有名です。
その他にも、こじつけとしか思えないような検定意見がたくさんあります。
「
さら さるる ぴる ぼる どぶる
ぽん ぽちゃん
川はいろんなことをしゃべりながら流れていく
」
という詩は不合格になりました。
川はサラサラという音をたてて流れていく、という理由でした。
その他にも。
「たかのす取り」を教科書にいれようとしました。
子どもが木登りして、たかのすとりをして落ちると言う物語です。
それは子どもが真似して、木から落ちたら危ない、と言う理由で不合格になりました。
「するとあらふしぎ、今までそこにいたおにがペカッと消えて・・・」
という一文が、「大工とおにろく」という物語の中にあったのですが。
「ペカッと消える」というのはおかしい、ということで不合格になりました。
ふざけているとしか思えません・・・
２００８年６月２３日最終更新
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