ベドウィン
―世界で一番暑いところに住む人達―
ベドウィンは、イヌイットとは逆に、世界で最も暑いところ、アフリカに住んでいる人達だといわれています。
住んでいるというか、遊牧している人達なのですが、そんな彼らがもっとも大事にしているものがあります。
Ｑ．燃料にもなりも、食べ物にもなり、衣服にもなり、飲み物を出し、そして薬を出す！
それはなんでしょう？
Ａ．ラクダ
なんと、- ラクダの糞は燃料に、
- ラクダそれ自体は食べ物に、
- ラクダの毛は衣服に、
- ラクダの乳と血は、飲み物に、
- ラクダの尿は薬になります。
まあ、食べ物にしたりというのは、最悪の場合です。
ラクダは彼らの命を助けてくれる最高の友達であり、育ての親です。
それにたくさん水を飲めば三日間は水を飲まずに、荷物を乗せて歩いていけます。
ラクダはアッラーの特別の贈り物とさえ言われているそうです。
このように、過酷な中、ベドウィンはしっかり生活してきました。
しかし今、彼らにもイヌイットと同じような問題が起こっています。
む
つまり欧米文化の侵入です。
そのためベドウィンもまた、その生活や文化を壊され、昔のような生活をしている人は、今ではほとんどいないそうです。
２００６年１１月３日最終更新
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