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チョコレートから見えるアフリカ
チョコレートミニ知識
・・・日本人の年間消費量1.7s
・・・世界一の消費大国スイスの人は10s (板チョコ200枚分)

良いチョコレートはどれだ?
品名値段価格カカオ含有率量(見た目で)
カフェタッセ540円77% 多い
明治ブラックチョコ88円(37%)多い
フェアトレードビター200円59%少ない
リンツチョコ388円85%普通
ロッテガーナチョコ97円(50%)多い
()は電話で聞いたそうです。

この中で、どれが良いチョコレートか?
討論会を開き、チョコレートを食べ比べてみました。


●やっぱりカカオ含有率の高いリンツチョコだ。
●いやいや、安い明治ブラックチョコ。
●いや、安いやつより高いやつのほうが、原材料がいいんだよ。
●パッケージがしぶい明治ブラックだ。
●フランスのチョコより、ベルギーのチョコ。カフェタッセ。
●明治ブラックは、うまい、多い、安い。一番だ。
●ロッテガーナブラックチョコも安いよな。
●カフェタッセは上品な感じ。だからいい。
●安いやつは駄目。フェアトレードが一番いい。
●フェアトレードは良いことをやってる。

・・・など、たくさんの意見が出ました。


まとめると

いいチョコの条件

安さ、うまさ、貿易、カカオ、安全性
ここでちょっと知っておきたいこと
フェアトレードとは・・・
公平な貿易を意味します。

高いことがいいこととは限らないんじゃない?
安いものにはそれなりのからくりがあるはず。
作っている人たちの側のことを考えてみました。



カカオはどこでどんな風に作られているのか?
チョコの原料COCOA(ココア)英語
COCAA(カカオ)スペイン語
世界のカカオ豆の60〜70%が南アフリカ産。
コートジボワール・・・世界のカカオ豆の40%を生産

つまりアフリカとチョコレートは深い関係があるのです。

チョコレートはアフリカの誰が作っている?


Q.誰が?
@男性労働者
A女性労働者
B子ども労働者




A.子ども労働者が作っている。
『労働者』なんて言葉でくくれないような状態という。
アフリカで奴隷状態で1日10時間以上働かされる。
カカオを育て、摘み取ることだけを繰り返す。

良いチョコとは何か?

味、値段、パッケージ
消費者の論理

これでいいのか?
生産者の論理
も必要ではないのか?

条件
●カカオの含有率(やっぱりカカオが入っていなければチョコではない)
●公正な値段で取引しているか?
●有機栽培無農薬、低農薬
    ↓

フェアトレード

『現在のチョコレートの製法は皮肉を込めてこういわれる。
 「カカオ豆を炒って粉にし、砂糖と牛乳と・・・・・・・そして、アフリカの子  どもたちの汗と血と涙を加えたもの」と』

感想 こんなことがあっていいのか?と思いつつ、
フツウにチョコレートを買ってしまっているなーと思いました。
どうすればいいのか?
きれいごとではどうしようもないし、口先だけではどうしようもないから
大変だけど何か、しなければいけないよなぁ、絶対。


2006年11月3日最終更新
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