物語を読む 〜サーカスの馬 １
著者は安岡章太郎。物語は作者自身の少年時代の物語です。
●僕の学校について
・九段の靖国神社の隣にある。
・モダンで明るく健康的、と一般的には思われていた。
・けれど「ぼく」にとっては重く暗く陰気な感じだった。
●「ぼく」はどんな少年だったか？
・バスケで逃げ惑っていた。
・地道さが重要だといわりるマラソンもできない。
・野球その他スポーツ全般が苦手。
・まったくとりえが無い、と自分自身でも自覚していた。
印象的に１文があります。
「ぼくはまた不良少年というものでさえなかった」
どういう意味なのだろうか？
みんなで考えてみました。
・僕は不良にすらなれなくてビミョウな気持ち （ちえ）
・凄く沈みこんだ、埋没しきった気持ち （だいち）
・不良にも優秀にもなりたくないんじゃない？（りほ）
・目立ちたくない、誰にも構われずひっそりしてたい。（だれだっけ？）
・何にもなれない無力感（けいこ）
２００８年３月２８日最終更新
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