「立ち止まらないこと　一歩を踏み出そう」　上村悠也氏講演

Togaidai Shimbun 2013/06/09　by 中島

　講演会「すべては小さな“１”の積み重ね　もう１歩先へ進みたいあなたへ」が東京外国語大学で６月７日行われた。卒業生の上村悠也さんが、自身の体験をもとにしながら、一歩を踏み出すことの大切さ を語った。

　当日は、上村悠也さんの時にコミカルで、時にシリアスな講演に、駆けつけた１００人以上の聴衆が聞き入った。

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　上村悠也さんは、「中学1年から大学2年までの8年間サッカー部に没頭するが、メンタル面の弱さからベンチ外の日々だった」という。その後、大学2年の冬にアフリカの少年兵に関する本を読み、世界には人生の選択肢の格差があることを知り、TABLE FOR TWOという団体の活動に参加する。

　TABLE FOR TWOとは、先進国の肥満と貧困国の飢餓を同時に解決することを目指している団体だ。ヘルシーメニュー1食につき20円の寄付金が、発展途上国の子どもの学校給食になる仕組みをつくりだした。

　上村悠也さんは、自分はチキンだった、と告白する。

　彼は、チキンであることを変えるために活動してきたのだという。結果として、活動の中で、多くの人に出会い、TFT-UA（TFT大学連合）の代表にもなる。その結果得たのは、立ち止まらず、たえず一歩を踏み出していこう、という思いだそうだ。

　当日は、親友を失った後の壮絶な経験なども語られた。

　上村悠也さんのブログ／脱チキンを目指す「42日間、分かち合い（フォーツー）の旅」日記

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