自森人　ホーム＞高校１年＞社会

植民地支配下の朝鮮人

●併合後の韓国（１９１０〜）
韓国では、憲兵（軍隊の中の警察）統治が行われました。
憲兵は、たとえば「むち打ち」という刑を復活させるなど、前近代的なことを行いました。
そして、学校では徹底した日本語教育を行い、言葉を押し付けました。
さらに、日本人に対して土地や米を売り渡すよう強制（土地調査事業）。
　　　↓
「武断政治」（圧制）

そんな政治は、非常に過酷な環境を生み出しました。
韓国の人たちはどのように生きていったのか・・・？
彼らの中から、立ち上がった人たちがいました。

三・一独立運動（１９１９）
ソウルが学生たちが「独立万歳」と叫びながら、デモを起こしました。
デモは全国化し、日本の軍隊が強制的に出動。
結果として７５００人以上の死者が出たといわれます。
（韓国併合を正当化する人たちの言葉が間違っていることはそのデモからも分かる）

しかし、悲劇はそれだけでは終わりませんでした。

１９２３．９．１　関東大震災が起きます。
９万人以上の死者がでた大惨事でしたが・・・
そんな中で「朝鮮人が井戸に毒を投げ込んでいる」というデマが流れました。
その結果、多くの朝鮮人・中国人が「自警団」を名乗る日本人によって虐殺されました。
信じがたい蛮行でした。


　　　前へ 　次へ


２００９年８月１２日更新


社会　高１に戻る