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満州国とはどういう国か

１９３２．３　関東軍、「満州国」建国
　　　皇帝：溥儀（ラストエンペラー）
　　　スローガン：五族協和



満州国が掲げたのは「五族協和」というスローガン。
「漢（中国）・朝（朝鮮）・満（満州）・蒙（モンゴル）・日が仲良くしていこう」
といったわけです。
立派なスローガンです。
実現されていれば、ですが。

実は、賃金などには圧倒的な差がありました。
日本人が３．７８円、朝鮮人が１．５２円、中国人が１．０９円でした（平均）。
圧倒的な差別が存在したわけです。

満州国の皇帝は溥儀でしたが、彼は日本軍の傀儡でした。
しかも、日本語教育が強制され、天皇への遥拝が義務付けられていました。
明らかに五族協和は実現していませんでした。

１９３３．２　国際連盟　（リットン調査団→）「満州国は認めない」可決
　　　賛成４２　反対１（日本だけ）

　　　その後、日本は国際連盟から離脱。

日本は、国際的に完全に孤立してしまいます・・・


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２００９年８月１８日更新


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