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＊詩の言葉クイズ　◆にすわる

さて◆には何という言葉が入るでしょうか？

◆にすわる 　　　　　　　　　　八木重吉 わたしのまちがいだった わたしの　まちがいだった こうして◆にすわれば　それがわかる

↓さて◆には何が入るのか・・・？
　　　色んな意見が出ました。

　　　いす
　　　地
　　　人
　　　字
　　　紙
　　　雲
　　　雪

「字」というのは、いったいどういうことなのか、さっぱり分かりませんが・・・
だって下みたいな詩を読んだら、困惑します。

字にすわる

　　　　　　　　　　八木重吉

わたしのまちがいだった
わたしの　まちがいだった
こうして字にすわれば　それがわかる

実際には、八木重吉さんは、どんな詩を書いたのか、というと・・・

草にすわる 　　　　　　　　　　八木重吉 わたしのまちがいだった わたしの　まちがいだった こうして草にすわれば　それがわかる

なぜ「わたし」は草に座ったことで、まちがいに気付いたのか？
その、「草」のイメージを、話し合いました。

干し草
草原の草
花が咲いている草原

力強い生命を表す象徴として、「草」なのだ、という人がいたり。
草は、もっとやさしい感じ、包みこむ感じだ、という人がいたりして聞いていて面白かったです。

同じ詩を読んでも、みんな違うイメージを持つわけです。
また、全く同じ言葉も、その使われ方によって、全然意味が異なってきます。
その微妙な違いを、授業でこれから味わっていけたら面白いね、と話していました。


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２００８年９月３日更新


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