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韓国併合

日本は、日露戦争に辛勝。
その上で、西洋の列強国に韓国支配を承認させていきました。
互いに互いの利権を認め合い、それを侵さない、と取り決めたのです。

日本　韓国の支配　⇔　イギリス　インドの支配
日本　韓国の支配　⇔　アメリカ　フィリピンの支配

●韓国の権利を奪う

そうして準備を整えた日本は・・・
次に、韓国から権利を取り去っていきました。

１９０５年　乙巳保護条約
韓国の外交権を日本のものとし、統監府を設置。

韓国の皇帝・高宗はもちろんそれに反発しました。
オランダのハーブに第二回万国平和会議に密使を派遣。
「日本の支配は不当である」ということを世界に向けて訴えました。
ですが、韓国の訴えは列強による植民地支配を揺るがすものだったため、完全に無視されました。

日本側は、伊藤博文（初代統監）を通して、韓国を激しく攻撃。
結果、高宗は子の純宗に帝位を譲渡して退位することになりました。
皇帝ですら日本には逆らえなくなったわけです。

１９０７年　第三次日韓協約締結
韓国の軍隊は解散、内政権も日本のものとされました。
つまり韓国の政治は全て日本に握られたわけです。

激しい反対運動が起こりました。
１９０９年には、伊藤博文（統監）が安重根（アンジュングン）に暗殺されます。
しかしそれでも、日本の態度は変化しませんでした・・・

１９１０年　韓国併合条約
韓国の統治権を剥奪し、朝鮮総督府を設置。
それによって韓国という国家は消滅しました。


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２００９年４月２６日更新


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