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第一次世界大戦と日本

大日本帝国は諸々の問題を抱えつつ、急速に近代化を推し進めていました。
そんな日本がお手本にしているヨーロッパの列強は、互いに対立し合っていました。
彼らの戦争が、世界を巻き込んでいくことになるのですが、その前に少し説明。

●当時のヨーロッパ
三国同盟　ドイツ、オーストリア、イタリア
　　　ＶＳ
三国協商　イギリス、フランス、ロシア

かつてイギリス、フランスは宿敵同士でした（１４〜１９世紀の間ずっと！）。
しかしその２国が新興国ドイツを恐れて手を結んだため、ヨーロッパの状況は変化します。
ですが、国家間の利益を巡る激しい対立は激化し、収まることはありませんでした。
そして、バルカン半島（ヨーロッパの火薬庫）でサラエボ事件が発生します・・・

◇サラエボ事件とは？
親露的なセルビア人がオーストリア皇太子を暗殺した事件のこと。
　　　↓
その後、オーストリアがセルビアに戦線布告。
しかし、その戦争が２国の間だけで終わるはずがなく、ヨーロッパ各地に飛び火。
とうとう第一次世界大戦が勃発します・・・

第一次世界大戦は、とても大きな戦争でした。
戦死者は諸説あるものの１０００万人近い、とわれています。
その数字だけでも酷い戦いだったということがよく分かります。

でも、なぜそれほどの戦死者がでたのでしょうか？
何が変わったのか、というと・・

＊新兵器の本格的な使用の開始（ライフル銃・戦車・飛行機・潜水艦・毒ガスなど）
＊戦い方の変化

それまでは、大砲と騎馬を用いた平面的な戦闘ばかりでした。
それが変わってきたのです。

さて、やっと第二次世界大戦と日本の関わりへはなしは移っていきます・・・


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２００９年７月２３日更新


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