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日中全面戦争

●中国侵略の拡大

◇日本
万里の長城を越えて南下。
冀東政権を樹立し、密貿易やヘロイン販売を行う。
ょうするに国家が犯罪行為に手を染めたわけです。

◇中国
国民党と共産党が内戦を繰り広げていたのですが・・・
西安（シーアン）事件（張学良が蒋介石を捕らえ、説得）が発生。
二勢力は手を結びます。

１９３７年　全面戦争
盧溝橋事件→日中戦争（支那事変）


●日本軍はどう戦おうとしたか

「一撃論」・・・一発加えれば、中国は屈服する
　　　↓
しかし、そううまくいくはずがありませんでした。
中国による広大な領土と、圧倒的な人海作戦にてこずったからです。
戦争はズルズルと長期化していきました。

そんな中、日本軍は各地でレイプ事件を繰り返し、大量虐殺を行いました。
最も有名なのが南京大虐殺です。

日本軍は、一般人・捕虜までも虐殺しました。
結果としてどれだけの人が死んだのか。
諸説ありますが。
（中国政府・３０万人　日本・４〜２０万人）

数にこだわり、「虐殺」という事実にけちをつけようとする人もいます。
しかし、残虐で非人道的な大量虐殺が行われたことははっきりしています。

中国は日本軍の行いを「三光作戦」と呼びました。
（殺光（ころしつくす）・焼光（やきつくす）・搶殺（うばいつくす））
それだけ徹底的だったわけです。

日本軍の兵士たちは、別に「異常な人間」ではありませんでした。
つまり、日本では普通の若者もしくは父親だったわけです。
そんな彼らがなぜ残虐な行為に加担したのか（できてしまったのか）。
不可解です。

授業でもみんなでいろいろ考えました。

・中国人を人としてみていなかった
・酔いしれていた（人間が変わってしまった）
・群集心理（赤信号みんなで渡れば怖くない）
・軍隊という場所は上官の命令に絶対服従だった


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２００９年８月２２日更新


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