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英語は「それ」も「あれ」も同じ

Ａ：　Ｗｈａｔ　ｉｓ　ｔｈｉｓ． 　　　　　これはなんですか？ Ｂ：　Ｉｔ　ｉｓ　ａ　ｎｏｓｅ　ｗｏｓｈｅｒ． 　　　　　これは、ハナウガイです。 Ａ：　Ｗｈａｔ　ｉｓ　ｔｈａｔ． 　　　　　あれはなんですか？ Ｂ：　Ｉｔ　ｉｓ　ａ　ｎｏｓｅ　ｗｏｓｈｅｒ． 　　　　　あれは、ハナウガイです。

前回、「それ」と「あれ」の区別は英語にはない、ということをやりました。
英語には、自分と物の関係しか気にしないからです。
つまり「自分中心」な訳です。

英語・・・自分中心に物を見ている
　　　自分からの距離だけを気にかけている

日本語・・・自分と相手を始点にして物を見ている
　　　自分からの物の距離だけでなく、相手からの距離も気にかけている

どうして、そういうことになったのでしょうか？
まぁ言葉の成り立ちなんて、日本語科のことになってしまうんだけど・・・

日本人は、昔からお米をつくる農耕民族でした。
だからムラ（群れが語源）をつくり、チームワークを大事にしました。
ムラのことを考えない自分勝手なやつは、村八分になりました。
だから相手を気遣うようになったのではないか？
と考えられています・・・


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２００８年８月２１日更新


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